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絶対零度の部屋


[259] 眠り薬を飲んだと
詩人:絶対零度 [投票][編集]

別に本当に血を流したいだとか
クビをつってしまう輪っかだとか
まっすぐに作られた場所でひかれてみたいだとか
そんなことは、そんなことは、考えてみたくて
考えないようにしている
記憶がボロボロになっていく、この副作用が
たまらずに愛しいい。

ああ、なんでもかけて
なんでもかけていくよ

私のおもいも
文につながらない ひともじの 意味も


理解なんて、あきらめた。15年伝わることを願ったのに
さしのばれなかった。その手も。俺は、
存在することを認められない


ああ、薬がきいてきもちい
薬がきれたら、絶望なんだ けど



ああ・俺が理解出来る人がほしい。
切実に 切実に

2015/08/03 (Mon)

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