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絶対零度の部屋


[68] あなたはどこにもいなかった
詩人:絶対零度 [投票][編集]


想いだけでは
伝わらなくて
言葉だけは
嘘をついて

夢の中でも
君にあえないから
探してしまうんだ

けれどいないのは
知っていて

胸のなかは
からっぽのはずなのに
ズキズキと泣いてしまった

…言葉をかけることさえ
躊躇う君を好きになって…


2007/06/29 (Fri)

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