詩人:いもけんぴ佐藤ロビンソン | [投票][得票][編集] |
果てない歴史を積み重ね
数え切れないほどボクらは死んだ
破滅、共食いを繰り返すニンゲンに
神さまはつぶやく
「そろそろ飽きてきた。」
生命の原因 ボクらを生んだモノを
母さん、あなたはなんと呼んだ?
ただ目の前に降りてきたのは
定員割れの宇宙船
あの笑顔に会いたくて駆け出す
出発二分前
何億年もの旅を越えて
キミとボクはいつか出逢うだろう
繋いだてのひらとてのひらの
距離さえ埋めていくのは
愛と呼ばれる本能
二人をつなぐ一本の糸
気が遠くなる旅に
疲れ果て 何も考えられなくても
生かされている意味さえ
忘れてしまったとしても
どんなに偽って
どんなに逃げたって
幸福を避けることはできないんだ
何億年もの旅を終えて
キミとボクはいつか出逢うだろう
繋いだてのひらとてのひらの
距離さえ埋めていくのは
本能と呼ばれる愛
ボクの五感はキミを感じるためにある
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