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育夢の部屋


[7] 空気
詩人:育夢 [投票][編集]

私が君にぶつけた言葉 私の事どう思ってるの 君は一緒に居る事が当たり前の空気みたいな存在。お前が居ないと何も一人じゃ出来ない男になっちゃったんだよ。俺のわがままを何でも聞いてくれるお前が隣りに居ないと一人で寝る事も寂しくて何も出来ない男になったと君は言ったね 君より年下の私が君より一日でも長く生きる保障は何処にもないの 私が居なくなった時に一人で何でも出来る男になって欲しい 君の傍にずっと居たい 君の最期の時まで隣りに居たい けれど私の願いは叶わないかも知れないね 君と生涯を共にすると誓って一年が過ぎたね 君は体の弱い私の全てを受け入れ生涯を共にしようと言ってくれた 君は私に無理をするなといつも言ってくれてるね 君の為に頑張って君に笑って居て欲しくて元気に動いてる 君の前では元気の無い姿は見せないようにしてる 君を心配させたくないから けれどいつもそれが仇となり入退院の繰り返し 君との生活の半分以上は別々 君は家で生活 私は病院で生活 君は私が入院すると毎日会いに来てくれる そして君は私にお前は入院生活が似合ってるよ。毎回点滴をしてるお前の笑ってる姿を見ると元気で良かったって安心する。気休めを言って笑顔作ってる君にいつもありがとう

2006/02/07 (Tue)

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