詩人:Tetsuaki | [投票][編集] |
今宵の虫の音は・・とても優しく聴こえてきます
夜風は冷たいのに・・どこか温かく感じます
”また来ようね”
枯れたリンドウを眺めながらキミが言った
夕焼けが綺麗な帰り道
ススキが朱色に揺れていた
”私たちも植物みたいだったら良かったのにね”
足を止めたキミが僕に振り返った
枯れたらまた元の場所で花を咲かせることができる
隣並んで咲けたなら・・また次も隣に居られると
”私ね・・死んでもまた私に生まれたいな”
同じ陽の光を浴びて綺麗な花を咲かせたい
他の誰でもない・・キミに届け
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