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蒼の部屋


[12] 追の記憶
詩人: [投票][編集]

眼の前だけを 撃ち抜く為に
私は右手を 前に翳した 

怖れを抱く隙等与えず
私はすぐに指で弾いた 
私は何度も繰り返し
何度も同じ所に戻る  

何かを見つけ
何かを捨てる
返す返すを繰り返す

皮膚を伝うは何なのか
とめどを知らぬ皮膚の痛みは
ただ増す事のみを知っておる

2006/05/24 (Wed)

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