詩人:番人 | [投票][編集] |
生きる力は
助け合えるか
そして
力を合わす絆を
互いに持てるか
聞け
かつての光は消え失せた
心の宇宙と緑の大地が燃えている
今が当に
地獄が権勢を誇る時代
悪は歓喜し
正義は倒れ
偽善は輝き
賢者は色を失う
行き場のない
膨大なエネルギーは
必ずここに帰ってくる
後に残るのは血と暴力
拒むことは
誰にも出来ない
だがあらがうことは出来る
現実を超えた選択が迫る時
私達はどんな答えを出せばいい・・・
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何も言えずに腐敗したたぶん最初から腐っていた
鼻にこびりつく死臭から
逃れようと
もがいてる
君の前では笑ってた
誰の前でも笑っていた
嫌われないように
笑い続けてる
どんな餌を出されても
笑顔で残さず食べた
体に走る痛みは
今でもおれを腐らせる
笑えば
いつだって満足なんだろう
のびきった目をしたおれは
おれを見下す
まあな
このまま終れば言うことないさ
腐る理由が
心を変えた時
孤独なゾンビが出来上がる
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ある日
巨人のような力で殴られた
それも一発じゃなく
何度も何度も
髪を掴んでは叩き付け
骨は数箇所折れていた
恐怖と興奮の中で
なにか聞こえた
「現実をしれ」とか「戦え」
とかだったと思う
「現実」名を語るの偽者の私に
急につきつけられた本物
薄れゆく意識の中に久しい歓喜が沸き上がる
「現実は気持いい」
「現実」こそが夢そのもので
楽園に最も近い
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何も失いたくない
誰も傷つけたくない
本当の理由
ぼくは知ってる
そして
誰も知らない
数少ないチャンスを前に
あまりに儚く脆い夢
伝えようとして
小さく
息を吐いた
君の前では
どんな言葉も灰になる
だからここだけの話
今小声で囁こう
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雨の日は元気ないな
もうじき散歩だろう?
普段わんぱくなクセに
こんなときは
おちょくりたくなる
ニヤつくおれに
おまえ急にワンて言うから
尻餅ついた
このヤロー