| 詩人:番人 | [投票][編集] |
1日25時間あれば
10年で3650時間好きに使える
それだけあれば何でも出来る
だが実際は歳も3650時間分取ってしまう
一秒で10万回まばたきしても変化はないが
秒速30万kmで走れば客観的にだが時間の流れは遅くなる
時の性質を知る上で
時というものに形という概念がないとすれば限られない本質的な実体であると言えると同時に
どのように進むのも止まるのも私達次第だといえる
そんなこんなで今日はしんどいから休もうと思う
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話すだけが対話じゃない
いろんな形の対話があるハズ
そんなことさえ
忘れてしまったのか
生かされた同志よ
あまねく全てを構成する要素を解き放て
たかが知れてる
こだわることもなかろう
必要なモノは必要な時に
然るべき事は然るべき時に
何が大事かなんて
知れば苦しいだけ
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肚の中でなんか暴れ回っている
自分でも分からないそれを
誰かに分からせようとした
無謀だが
仕方なかった
たくさん傷つけたし
たくさん傷ついた
のたうちまわって
いつの間にか時は過ぎ
気付けば全て忘れている
今はまだダメだと
遠い記憶の中で言われた気がした
何の色もない
葬られた記憶の迷路に
向き合うことすら許されない
自分がいる
何故 旅に出たのか
何故 恐れるのか
全てを知るソイツが
おれを待ってる気がしてならない
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窓の外 飛ぶ鳥が
高く弧を描いてる
道行く人 忙しげに
肩を叩くよ
生きてる
この星で
ぼくらはぼくらのまま生きてる
肩を組んで
手を繋いで
想いは全て見せあえばいい
今日から明日 親から子
どこまでも語り継いで手渡して
その胸の中
今日の日を この時を
誰も皆
離さないで 忘れないで
青い空に描いたこと
とばりに 消えていった
あの鳥も
夢じゃない
妄想でもない
ぼくらは生きてる
確かに
生きようとしている
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永遠とは繰り返しじゃない
永遠とは変化なんだ
だからマニュアルは意味がない
完成されたマニュアル体のぼくらがすべきこと
それは
波の様に絶え間ない変化を受け入れること
そして
変化が波ならぼくらは海だということ
非現実的な感情も現象も日常も
すべては
海面を漂う波
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夏の宵が
焼けたガキが
汚れ腐った心に染みて
野犬よろしく吠えてみては
隣の様子を伺いたまらなくなる
心の暇は始末に困る
飲もうか酒を
笑いが出るまで
酒を飲もうか
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目が覚めて
ミッミッミッと
蝉が鳴いていたので
少し
安心した
人知れず
コオロギはまだか
スズムシはまだかと
願っている
その心だけでも
大事にせねば
戦死の人は
なんというだろう