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番人の部屋  〜 投稿順表示 〜


[51] うた
詩人:番人 [投票][編集]

もしも
笑うことも
邪魔されない映画のように
全てがそのままだったとしたら
時の速度なんか気にせずに
君を
胸に抱いていられるのに
夕陽は
引っ張られるように
街の片隅に
堕ちて行くよ
人も街も全部飲み込んで
夜は
ぼくらをまた独りにする
どんな景色も君と見たいから
このまま
二人闇に溶けてしまわぬよう
伝えるよ
迷わずに
何度でも・・・


2007/08/14 (Tue)

[52] 
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弱い俺

それはとても感度が良く

それでしか感じられない風がある

弱い俺

それは創造性に富んでいて

それでしか生み出せない独創的な夢がある

強さでは見い出せなかった

そこに価値を見い出せなかった

だから

捨ててしまうのはもったいない

だから

弱いと嘆く人を見ると悲しい

違うのに

2007/08/15 (Wed)

[53] タイム・ザ・サン
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田んぼ道を歩くと

見慣れぬ缶を見て

おもわずしゃがんで

見ようと思った

地面はぐんぐん近付いて

そらがどんどん広くなる

はっとして顔を上げると

そこには昔のままで

昔のままの私がいた

羽を生やして

遊んでいた

視点を変えればこうも違うのか

駅に座り込む学生も

子供に戻りたいのだろうか

2007/08/16 (Thu)

[54] 一青
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街にあって

哀しみの人

喜びの人

虚無の人

情熱の人



同じ月を見て

同じ道を行く

星にあって

大地を織りなす

草原さえ

何も

違いはしない

2007/08/20 (Mon)

[55] 零改
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何をするにしても

必要なエネルギー

だがもし

そんなもんは存在しないとしたら

無限のエネルギーが0だとしたら

どんな困難な状況も

受け入れることが出来る

エネルギーを生み出す際のエネルギーは

常にそれを上回るように感じる

何をするにでも
どんな時でも

心のエネルギーは0地点にあると

そういうことに

しませんか

2007/08/24 (Fri)

[56] 夏に降る雪
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雪が降ると

斑に堕ちていく

見上げることもない空に舞う

どんなに季節廻り廻っても

それは遠い

夢の・・・

いつか側にいたよな気がして

振り向く僕だけに笑いかけて

そんな

そんな夢なら醒めないで

遥か 遥か

永い

夢の・・・

2007/08/24 (Fri)

[57] 無限
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形ある全てに終りは来る
無限ではないからこそ一時的な形として存在している

2007/08/29 (Wed)

[58] 永続するものしないもの
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息してる

忙し過ぎて

忘れてたけど

他に何を

思い出せるだろう

単純なことに

気を使ってやりたい

単純なことを

優先したい

難しいことなんて

すぐに消える

見上げれば



その先に



2007/09/09 (Sun)

[59] イシノチカラデ
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気付けば

家にいる

嬉々とした日も

散々な日も

それが忘却と言う人もあるが

時が来て

倒れそうになったら

必ず

強く願う場所

2007/09/11 (Tue)

[60] 
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心は覗けない
心なんてない
体もない
何もない
それが

2007/09/12 (Wed)
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