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番人の部屋


[72] 経験
詩人:番人 [投票][編集]

自分の目の前に起きる事に
言葉も出ず
考える隙もなく
ただ なされるがまま
終わるまで唖然としているしかない
我に帰って追ってみても
幽霊のように忽然と消えている
だが目には見えない
確なモノもまた
心に刻まれていたりもする
そうやって積み重ねたモノが経験だとするなら
少しは大人も尊敬できる

2007/10/07 (Sun)

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