ビルの影に隠れては月は何かを照らし続けてる見慣れたあの言葉だけが扉なんだと信じていた空に散りばめた想い星もないこの世界で燃える渡り鳥は夜に哭いているよそれはもう還る時だと言った目がどこか淋しくて今日という渡り鳥は明日へ行けないけど還って行ったその翼月に照らされ溶けて行くだけ
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