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番人の部屋


[88] 咆哮
詩人:番人 [投票][編集]

何度でも 何度でも
獅子は叫ぶ
例えようがなくとも
凍えてしまおうとも
心が歪み崩れ落ちても
獅子は叫ばなければいけない

永い時を経て
哀しみをさらう風の響きに
誰もが忘れ去り
還って行く
拙い想い疲れはて
途方に暮れる時
獅子の声は届く
雨に打たれた心に届く
ただ
漆黒の闇に消えてしまわぬように

2008/01/04 (Fri)

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