会いたいよ
待ってる時間がすごく長く感じる
あなたの事ばかり考えてる
何にも手がつけられない位だから
いっそおばあさん毒りんごを下さい
あなたがやって来て
私にキスをする日まで白雪姫

あなたの事を想う心のまま
信じて眠りたい
みんなは泣くのかな
私を埋めてしまうのかな
永遠に目覚める事が無くても
この心のまま眠りたい
おばあさんありがとう
おやすみなさぃ王子さま
あなたがやって来て
私にキスをする日まで白雪姫

スキだよ
みんな大スキ

小さい頃は単純に言えたそんな言葉
今は簡単に口に出せないよ
言えば誤解されてしまうでしょ
いつからか変に意識するようになった

でもスキだよ
みんな大スキ

素直な心を残して体は成長していく
LIKEかLOVEかなんて問いに疑問を抱きながら
暖かく包み込む胸の中で
小さい頃みたいに甘えてる
でも違うの
そんなんじゃない

スキだよ
みんな大スキ

だから壊さないで
狂わさないで

人をスキな心を捨てたくないの
人の温もりをキライになりたくないの

スキだから
みんな大スキだから

強さを下さい
涙を見せない強さを下さい

だけど

強さに負けない
涙を流したい

ぐちゃぐちゃにしたって
シュレッダーにかけたって
燃やしたって
無くならない

わずかな匂いにも敏感に反応して
犬のように記憶を探れば
あの日にたどり着く

そこに居るのは幼い日の自分
ここに居るのは大きくなった自分

だけど同じように笑ってる
無邪気な顔がガラスに映って照れ笑い

またこんな今にたどり着く
しわくちゃになった未来の自分を思い浮かべて
変わらない笑顔でまた会おうって

過去と未来にさよならして
今を笑顔で歩いてる

染まりやすい白を保つには

色柄物と別に洗濯したらいいって
そんな簡単な事じゃないけど

消えたりはしないから

ゆっくりでいいよ
素直に心の糸をほどいて
隠れた白がまた顔を覗かせる

涙で滲んでも
私の胸の中においで

私の白に滲んでも
構わないからおいで

漂白剤なんて買わないで

あなたを染めたモノが
あなたの全て

私を染めたあなたが
私の全て

二人のページが染まってく

人の弱さのわかる優しい子に
人の弱さを支えられる強い子に

一緒に泣いてあげる
皆に笑顔をあげる



自分の涙はどこに
ここに止めないで

自分の弱さを認めたら
きっと優しく強くなれるんだ

ぐっと踏み込んで力強く
勢い余って体勢崩しても
真っ直ぐとど真ん中に
この言葉を届けたい
この想いよ届け

後先考えて行動する
未完成なここに立つ自分には
その考えも無力で

「愛」

カタチの無い想いにまで名前を付けた。

文字や言葉では表せないモノなのに、
意味など付けて辞典に載っている。

そうする事でしか理解できない愚かな人間。
その「愛」で想いを伝える自分もそう。

だけど、愛してるんだ。

大切な貯金箱
壊さなきゃ

何かを得る時の
いくつもの犠牲に

辛い顔を浮かべて
目を瞑って

大切と言ったモノも自分の手で壊した

過ぎた時を忘れて
また笑おうなんて

重ねた言い訳に
被害者面で

そんな繰り返しに
気付いた今

こうして自分を責めてみる

守りたい
大切なモノ

貯金箱の入り口に
探るように入れた紙で
小銭を丁寧にかき出した