詩人:アイ | [投票][編集] |
欲しい物がある時
素直じゃなくなるのは
真っ直ぐ手を伸ばして手に入るなら
そんな価値の無い物は欲しくないから
嫌いだって嘘ついて走り去る
冷たくあしらってみたりもする
要らないなんて突き返して
本当は愛されたい
欲を満たそうとして
その欲深さゆえ満たされず
追求し過ぎて全てを失う
追えば逃げると言うなら
逃げたら追ってくると
来る訳が無い獲物を待ち狙う
気付けば遠くに
今更届かず
諦める
別に良い
他で満たそう
代わりがいくらもあるのなら
そんな価値の無い物は欲しくない
それほど欲したモノを
諦めなければならない事実を受け入れたく無い
欲しい物がある時
素直じゃなくなるのは
真っ直ぐ手を伸ばして手に入るなら
そんな価値の無い物は欲しくないから
欲しい物がある時こそ
素直に突き進もう
真っ直ぐ手を伸ばしたら手に入ってほしいと
それは価値等関係無く愛しいモノだから