空に広がる芸術に目奪われて一瞬の映像をしっかりと焼き付ける豪華な音と光に消えたその時苦しい程の寂しさを覚えた涙流れるのは今が大切だからなのか今が必ず過ぎ去ることを僕らいつの間にか知ってしまったからか変わらないでいよう強く願うけれど花火の音に負けない程に笑い声は響いていたけれど止まらない時を知ってる打ち上がる花火よりも淡い希望はぼんやりと下弦の月を川の流れに映した
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