ここが大事ってとこでいつだって僕の足はその1歩を躊躇して。ほらまた誰かに頼ろうとしてる。泣きベソかくなんてできない年のくせに。歩けよ!僕は僕の足に叫ぶのに震えるだけで。夢見てたいよと。僕は僕であること以上の何でもないのにそれすら認められないんだ。言わないで時は経っていること。未来はきっと嘲笑ってなんかいない。わかってるんだ知ってるんだやるべきことは。あとはそう実行するだけ。その1歩を踏み出すだけ。.
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