季節ハズレの花は雨色で迷い歩く僕の目に留まる真っ直ぐに迷うことなく落ちゆく景色は憧れを覚える程で傘を持ち必死に濡れまいとする僕はかえってバカみたいなのかもしれないビルの上は霞み見えないけどそれで諦めるのかのぼってみるのか僕はきっと決められない僕はまだ雨に濡れることはできない.
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