雲が流れ陽の光がチカチカする暖かさを運んできた風に小鳥のさえずりと梅の花びらを乗せ春風と呼んだずっと届けたかった想い春風とどこかへたくさんのつぼみに薄いピンク桜色で染めようあの頃の君の頬のように君色に染まれ一年ぶりの香りに心弾み一年ぶりの香りにいつかの君蘇る今日は新しい命を根よ しっかりと茎よ たくましく花よ 美しくいつか満開に咲け春風に願い君を想う今年も君を想う
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