夕空の部屋
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[121] ココロ
好きと嫌いの間
表と裏の狭間
水と絵の具の隙間
私とあなたの
会話の空白
そんな場所に
私達の心があるのです
2006/05/20 (Sat)
[122] 教室の隅っこ
理由なんか知らずに
ただ眺めて居たかった
君の影に引かれた
脆く見えた
可愛く想った
だから
眺めて居たかった
2006/05/20 (Sat)
[123] 眼
心の無い
形も無い
淀みと空白
色が混ざって
だけど
いろいろな色さえも
不確かで
…もうどうしょうも
なくなってしまった…
しまいました
2006/05/20 (Sat)
[124] 人ゴミ
他人の中をすれちがい
他人であるモノと
そんなふうに
見えてないんだけど
他人を人間として
見えないんだけど
人間と知っているから
…すれちがい…
障害物を乗り越えて
2006/05/20 (Sat)
[125] 怖れ
触れられるのは怖い
2006/05/20 (Sat)
[126] 装う
装う
対等じゃない
事の証明
二人で居る
事の証明
2006/05/20 (Sat)
[127] 日溜まり
ひとりでいて
ひとつでいる
ひとつの場で
ふたりでいる
心地よい
春の日溜まり
2006/05/20 (Sat)
[128] 景
誰と居ても
何処に居ても
何処かに
何処かで
隠れて
過ごしています
2006/05/20 (Sat)
[129] 単純
時間
空白
記憶
薄く
ただ
単純に
独りで良い
2006/05/20 (Sat)
[130] 無関心
…何もなければ
存在しない…
…何もなくても
存在している…
あなたは何処
に
あなたは居ますか?
2006/05/20 (Sat)
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