夕空の部屋
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[211] 僅かな
君といた
ほんの僅かな時間
だけ
私でしたが
君はどうかな
私はいつもバラバラで
ひとつだけど
何も写さない
写るのはあなただけ
2006/06/16 (Fri)
[212] 無形
言葉遊びって
パーツは決まっていて
形は決まってなくて
出来上がって
初めて
見えてくる
ひとつじゃないよ
2006/06/16 (Fri)
[213] 無色
何色にも
塗らなくていい
絵を
書いてます
線だけで
白紙になぞっては
2006/06/16 (Fri)
[214] 鏡の影
たくさんの鏡が
僕を写すけど
何処にも
僕はなくて
何もないなら
何も要らないかなって
僕は誰にも
成りたくはありません
2006/06/16 (Fri)
[215] 日溜まり
底に溜ったひだまり
空は月
光は淡く
恋の味
手のひらをたいように
ここからが始まり
2006/06/20 (Tue)
[216] 1つのモノに
一枚の絵の
たった1つのモノに
色を重ねて
君に届けたい
2006/06/20 (Tue)
[217] ごめんね
ごめんね
悪くないのに
謝って
ごめんね
思ってもいない
のにね
ありがとね
きっと
アナタには
…感謝しないと
いけないよね…
2006/06/20 (Tue)
[218] 今しか…
今しか無い
昨日を
今しか無い
今日想う
明日は明日
想えばいいよね
明日は
明日の今を
想えばいいよね
こんなにも悲しいよ
2006/06/20 (Tue)
[219] とどまり
氷を投げつけて
雪を降らして
雨は溢れて
水は風と友に
空へと
雲は塊
空は墜ちて
…夢の続き…
2006/06/20 (Tue)
[220] 朝
月は潜み
淡い空
朝の陽射し
露は降りて
青葉を泣かす
2006/06/20 (Tue)
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