詩人:夕空 | [投票][編集] |
夢の様に儚い
ずっとここにある
薄れては溶かして
箱庭
外には…
だから佇む
少し焦がして
世界に色を着けて
空に虹を架けて
空を見上げる
赤く暮れる空と虹を
浮かび上がった
…月を透して…
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落ちた瞳を
救い上げて…
…空へ還して
空にぽつんと滲む月
ぽつぽつと
落ちる空の瞳
涙には月を浮かべて
そっと
心に浮かべて
僕を見つめる小さな月に
笑い掛けるの
…ありがとうって…
ぽつんと水面を揺らして
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行く宛ても無い不安
だけど
期待してない
望んでもない
不満でもない
ただただ、解らない
どうして
ここにいるんだろう
ここは何処だろう
時折見せる月だけが…
…僕を見つけるけど
空は何処にあるの?
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何処にも在れなくて
いつも独りで
本当に独りだと
思えると幸せで…
たぶんこれが本当
だと思う
ずっと沈んでいたい
ずっと浮かんでいたい
だから何も透さずに
私を見ている
世界を悲観して
だから笑っていられる
頑張って笑っていられる
瞳の奥に月を潜めて
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眠たいのかな
ふかふか しんしん
ゆられて おっこちて
ゆらゆら つらつら
ぼやけて
本当だけが
ハッキリと浮かんで
このままで…
…いたいな
夢におっこちて…
…しまえる前に
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心を一つに固めても
ゴチャゴチャになる
バラバラでいいんだよ
君は何処に居るの
私は此処に居るよ
きっと
君にも見付けられると
私は想う
君の居場所
心さえも通り過ぎて
君で良い場所
私はそこに居るよ
何者さえも通り過ぎて
ずっと此処に居るよ
…あなたの影に
潜んでいるよ…