詩人:夕空 | [投票][編集] |
揺らめく光の渦
止まる事のない光
思い出と想い
歪み空気
…行き先の知らない…
光と影
壊すことが
崩れることが
歪みと霧を
…行き先は知らない…
光は渦を巻くばかり
何処にも行けない
誰にも解らない
…目には写らないから…
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空へ帰りたい
空へ行きたい
今いる空じゃなくて
もっと広い空
もっと暗い空
もっと深い空
もっともっと高い空
たった1つさえ
逃さぬ空
逃れぬ空
誰もが個として在れる空
そういう1つの空へ
行きたい
そういう空で
……在りたい……
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何時でも
何処にでも
僕がある
だけど
そのどれもが
僕の意思ではなく
誰かの意識で
その誰かには
無意識でも
なにかを感じている
なにも無くても
意味も訳も
願望さえなくても
夢のように
ただ眺めている
幻想を抱かなくても
此処にいる
誰かの片隅に存在する
…誰も気付かなくても…
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歩き続けた
時には
辺りを見渡し
足を止めて
時には
目の前の道を
避けて
またある時には
空を見上げながら
誰にも告げずに
歩き続けた
歩き疲れたら休み
飽きたら道を変えて
景色を変えて
目の前にあるのは
道ばかりだけど
道を択ぶ事は出来たから
限られた道、し…
…か、無かったけど
それでも
道を択んで歩いた
だけど、まだ
何処にも
辿り着けない…
…辿り着けてない
何処にも
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この詩を
この言葉を
この声で
この声と
空の色で
この詩を
空の色を
この詩も
この声で
君が
君と
君に
きっと
もっと
ずっと
…
届けよう
虚ろい
さまよう
空と詩と声で
もっと
ずっと
きっと
…
温もりを
傷つけてもいいよね
きっと
もっと
ずっと
忘れられないように
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夢から
連れだして
私は
堕ちて
消えて
何も解らないから
ただ
さまようばかり
誰も繋ぎ止めては…
だから
揺り篭の外
虹の見える
あの日の丘に
私を連れだして
…
傷付けてもいいから
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少しずつ
だけど確実に
音をたてて
過ぎていく
残りはあと僅か
ほんの少しだけ
だけど
その僅かにも
手が掛る
ふたが開けられ
流しこまれる
その瞬間に
僕はもう僕じゃなくなる
…君になる…
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声が出ない
息が出来ない
誰も応えない
誰にも聞こえてない
何を喋っても
言葉が違うから
誰も気が付かない
同じ文字を使っているのに
誰も解らない
私も解らない
誰も答えくれないから