詩人:夕空 | [投票][編集] |
ここにある
ここではある
そこにはないけど
本当でも嘘でもなく
ただここにある
私はどこまでも
どこにでも
ここにあり
そこにはない
ありのままなんて
どこにでも
ありはしない
ただ
ここには確かに
ありつづけている
どこにもいかないように
私はそこにはいない
ただそれだけ
いつも違う形で
問いで
…私はそこにいる…
詩人:夕空 | [投票][編集] |
優しさの中の残酷さ
残酷な中の優しさ
私か書く時、
時折、考えている事
それは届いてないと思う
うん、そう思う
選んではないけど
そういう思考
優しさとは残酷で
残酷だからこそ
優しいんだと思っている
だからこそ
個人を
救うことが
出来るんだと
知っている
偽りの無い世界は
ただ醜いだけだから
詩人:夕空 | [投票][編集] |
こころを
月にして
からっぽのまま
浮かべていた
そう願っていた
こころの底に
月を浮かべて
ただ眺めていた
なにも思わないように
願わないように
闇を浮かべて
ただ佇んで
…でもね…
この月は
水月だと
気が付いたから
水面の底を
見つめたまま
空を見上げて
また
繰り返しています
ただ
眺めていたい
だけなのかもしれない
人間のまま
人形のように
こころを
からっぽにして
空にして
詩人:夕空 | [投票][編集] |
考えるから
書けないのかも
しれないね
普段は考えない
考えて書いてない
ただ浮かぶのです
浮かばせられるです
…雰囲気や感覚…
何かに
つられたり
感動したり
否定してみたりして
新たなモノが
必要なのかも
自身を覆すほどの
囚われなければ…
…ならないほどの
絶対なんてモノは
微塵も必要ない
組み合わせて壊していく
光に晒され
舞う
それを見るためだけに
詩人:夕空 | [投票][編集] |
二人と二人
君と女の子
僕と男の子
君が見つけた
…男の子と僕…
僕が見つけた
…女の子と君…
僕と君が
手を握り
男の子と女の子が
手を取り合い
みんな一緒に
輪になって
これからは
君と僕と
二人一緒に
歩いて行こう
…ずっと一緒に、だよ…