夕空の部屋
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[481] 憧れ或いは消失
好む
好まざるに
関わらず
心ではなく
求めています
昨日として恋
今日
であった
誰かすら
覚えていないのに
また
心ひかれて
2007/06/24 (Sun)
[482] 今、見えた過去
時折、見る
圧倒的な現在
今、過去にみた現在
色も音もなく
移り込んだ
今という今
また繰り返すのか、と
呆れてたりして
2007/06/24 (Sun)
[483] いち
また
あの場所に
行こう
あの人に
逢えるはず
それだけでいいから
また行こう
居なくて居ても
逢いに行こう
きっと
ここに戻れるはず
2007/06/24 (Sun)
[484] 忘れる
忘れてた
うんん
覚えてすらいなかった
あはは
うっかりとか
たまたまとかと違って
アナタは誰ですか?
2007/06/24 (Sun)
[485] 。
必要って
なんだろう
かならずって
なくていい
必要なモノなんて
何一つなく
必要になったら
また
作ればいい
また違ったモノを
用意すればいい
2007/06/25 (Mon)
[486] 無
一つの花
二つの花瓶
三つの玄関
一つの花
三つの玄関
二つの出入り口
一つの花瓶
一つの花束
二つの部屋
2007/06/25 (Mon)
[487] 無情緒
ずっと
誰かに
語っていない
私は私に
アナタはアナタに
私は私に
アナタを語り
アナタは
アナタに黙り込む
意味なんてなく
必要だとは否めない
2007/06/25 (Mon)
[488] 不完全でいいなら
どうでもいい
必要だと言うなら
断らず
必要ないなら
せず
どちらでもいいなら
成り行き任せ
どうでもいいって
たくましい
凄く必要な事
2007/06/25 (Mon)
[489] 空高く
空は青い
雲だって白い
高く険しい山声
笑ってくれる
今日泣いた人でも
気が付いてくれる
空さえ見上げれば
ここが何処だかも
…忘れてしまえる…
2007/06/25 (Mon)
[490] 利用
どこも
だれも
見ていない
ただ自らを
眺めている
手の動き
目の先
心の位置
ずっと空白で
あるがまま在れば良い
そのために
違うモノを利用して
2007/06/25 (Mon)
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