詩人:夕空 | [投票][編集] |
途絶えた音は
けして鳴らない
壊れた音は
けして鳴り止まない
閉ざされた音は
永遠に反響し続ける
音を開放したとしても
永久に鳴り止まない
私を閉じ込めて
逃げる事も叶わない
…初めから
閉ざしてしまえれば
良かったのに…
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全て
奪ってしまった
後に残ったのは
壊れて落ちた
欠片と
小さな温もり
…それも…
すぐに溶けて消えて
私になって
君は何処に行ってしまったんだろう
…君は何処にいるの…
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ごめんね
だけど ありがとね
えっとね
あのね
もっと 私を…ね
ずっと 私とね
居て欲しかったから
ずっと嘘をついてました
ほんとうにごめんなさい
寂しくなかったよ
君が僕の側に…
…居てくれましたから
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雪堕ちぬ空
堕ちる雪
舞う空
雪が舞う空
空が堕ちる空
キラキラと踊る雪
空は堕ちる
雪は溶けて
空だけが残る
雪堕ちぬ空
独り静かに
空は踊り続ける
…光だけを残して…
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目を向ければ
そこに、そこら辺に
たくさんの
幸せと不幸が
同じ様に転がっていてる
誰もそれを…
…選ぶ事は出来ない
だけど、どれも
どんなモノでも
同じ価値しかないから
同じ価値でしかないけど
貴方だけの価値を見つけて
…宝物だよ…