カーテンの隙間から
見える空は
…眩しかった…

カーテンを開けて
空を見たら
…空は曇っていた…

空に舞う
花びら一枚一枚が
自らの意志で…
…大地へと落ちていく


誰にも止める事は出来ない

空の隙間に
雲が漂うのは
何処にも
行き場所が無くて
風に流される事
「しか」
知らなかったから

…空よりも高い空…

目に映るのに

目には見えない空

誰もが同じように

見えてない

誰にも見えない

誰も気付かない


空は確かに
この目に
映っているのに

木の葉舞い落ち
風は去りとも
…我は舞う…
漂うように風を表す

雲が一つ
空を一人歩いてく
何処へ行くにも
…風任せ…
何処へ行きたいのかも
判らないから

幻想が夢に

夢が現実に

現実が夢に

夢が幻想に

幻想が現実に

砂が流れ始めた

永遠にも似た枠の外へ

壊れた破片に

取り残されないように

遅れないように

僕は付いて行く

終わりへと向かって


永遠を懐かしみながら

感情じゃなくて
「こころ」で知りたい

…甘く柔らかな嘘より
残酷な愛が欲しい…