詩人:夕空 | [投票][編集] |
何処か遠くで
響いてる静けさに
こころ
水面にとけ込んだ
淡い憧れを
空に焼いて
めいいっぱい
…笑ってやろう…
世界や社会
常識なんて
ぶちこわしてさ
羽を
翼をはばたかせて
空は何者も拒絶しない
そこにいていいよ
ここに来ていいよ
何処に居たっていいんだ
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首輪ぶら下げて
自慢しあって貧相な
さらされた自身は
アナタに刺され
なにひとつ
いまひとつ
満足してもいないのに
首輪はイツだって
取り外せるけど
あなたには
誰も自慢もしてくれない
似合わない
お似合いだね
…あなたの心と…
無理はしない方がいいよ
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此処は何処かな?
…何処だっていいさ…
私を誰も
知らないんだし
私は誰も
知らないんだから
…何処だって同じさ…
何処に居たって
法則は変わらない
心の形のまま
あれる場所なら
これ以上ない
幸せになれるだろう
…今日も雲は空をゆく…
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起きていても
寝ていても
夢ばかり見ていて
どうしょうもない
事ばかり
考えては見つめてる
この眼は
この脳は
行き着く事なく
朽ちていくって
知ってるのに
何処かで繋がってる
そんな事ないって
信じてるのに
疑ってないんだ
繋がってながら
繰り返して
重なって
生まれていく
夢
世界から
切り離されて
繋がれたまま
噤まれていく
音色はより
雑音に近づいて
行ってるのかもしれない
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結論を決めて
方式を作るなら
いくらかの方式が
用意出来る
無限に等しいもの
簡単なもの
無難なもの
たくさんある
どれもが
0に等しく
=1でもある
だけど
0は1になれない
1は0にはなれない
=であるにも関わらず
1は1
0は0
ならなぜ=なのか
0の定義によるのだろう
0は無限で未定
観測されない
数字なんだろう
それでいながら
0は1
ひとつの現象
1は無数に存在する
1は1
観測され決定するもの
唯一の1
しかし
1は
観測者する人によって
無数に存在する
=0
おそらく故に
1=0
0=1
=は観測者による意向
同一のモノを観測し
変化をあたえる
=は私であり
解であり
0であり1
私的見解である
私自身と他者の解との
=が私
+も−も×も÷も
私ではない
でも他者との間柄や
関係性を表すには
都合がいい?
違うだろう
これらも
また観測する=による
法則性を
より単純化した解?
考えた事がないからか
イマイチぱっとしてない
たぶん、これらも
私なんだろう
観測との
関係性があると思われる
しかし。まったく
…違うのかもしれない…
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モノの名前を覚えるのは苦手で
あのお酒の名前が何で
あの小説の題名がどうで
あの花の花言葉が…
とか
ただ綺麗だった
懐かしい匂いがした
悲しかった
残酷な気がした
……それだけで……
苦手なんだ
探す必要性に迫られるまで
覚えられないんだ
また見かけたら
思い出せるんだけどな
たまに
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空は何処までも広く鈍感で
雲は儚く繊細
木々は空を見上げ囁いて
大地は空を制限してる
僕らは
そのどちらにもいなくて
翼を模造した
羽を散らしながら堕ちていく
闇に深くに繋がったまま這いずり回っている
その外では
月はからっぽのままに
僕らを綺麗だよって
笑ってくれた
海には
僕らだった羽が漂っている
月明かりに照らしだされて
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言葉が制限をかける
言葉が導いている
言葉がゆだねている
言葉をアナタに託して
言葉に私を振り返る
言葉は
今日も生まれる
今日も何処かで
今日の誰かが
今日から誰かとして
生まれ変わり
転生し続けている