夕空の部屋
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[671] 夢見る月
儚き夢
人の見る月
水面
水月
夢が夢を見る
夜空の影に…
…その明かりに
本当は何処に?
2007/11/04 (Sun)
[672] 視
思い
思い出せない
遠く
近い
この場所に
置かれた物に
視る影に
2007/11/04 (Sun)
[673] 心みたいに
壊したり
ひっぱり上げたり
描いたり
これからもっと
解らない事が増える予感
それが楽しみで
それが不安で
見いだせるか試みたい
出来る出来ないは
それからですね
方法はいくらでも…
…あるはずだから(笑)
2007/11/10 (Sat)
[674] 私の印
ふれては弾む
ひろがる鼓動
あたたかな痛み
心の闇に
ふと、みつけて
ころがり笑った
あなたの側で
あなたは泣いていて
私は私に印をした
この温もりに
手のひらの雫に
…そっとキスをした…
2007/11/11 (Sun)
[675] みだれ
解らない事が解るくらいに
解る事が解らなくなるくらいに
…深く潜ろう…
今日も月は揺らめいています
天界より虚空を見上げて
…波の下で…
2007/11/15 (Thu)
[676] 月の空
深海の虚空の下
月にひそむ涙
空へ
夜空に気泡を散りばめて
月の子が今日も笑って愛してくれます
水面に静かに
灯火は揺らいでいます
…嘆かないで…
触れられはしないけど
アナタを見ていますから
2007/11/15 (Thu)
[677] そこに
空に
雲が
月が隠れて
雨に潜んで
降りてくる
明かり照らして
アナタの中に
心の底に
深海に
揺らめいています
月を癒してくれますように
2007/11/15 (Thu)
[678] 忘れたまま
無造作に
置き散らかした
どうでもいい
みたいに
抜き取ったから
抜き取れなかった
モノを
…そのままにして…
2007/11/18 (Sun)
[679] 下り坂
海と空との境界線
ひときは赤い
一筋の雲
月がこっそり
覗いている
僕は見下ろして
足を緩めて進むんだ
その下まで行って
見上げるんだ
坂を下りていくみたいに
2007/11/18 (Sun)
[680] 無題2
誰かが好きな私は
私が好きな私に
なれるだろうか?
まだ、私は私のままで
2007/11/20 (Tue)
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