詩人:夕空 | [投票][編集] |
…透明な眼で見よう…
滲むモノは滲ませて
深いモノはより深く
繊細なモノの柔らかさ
愚鈍なモノは頑なさ
柔らかな中の堅さ
頑なな中の繊細さ
より深く
より繊細で
流動的なその流れ
その先を
奥深くみれるように
より透明に
幾ばくのない…
…無像のままに
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騒がしくもない
日常に
冷たい雨
涙の形
行方しれず
さまよい歩いて
たどりたどり
道の上を歩き
下を向いて
疲れて
空にため息
雲に変えて
両手はてのひら
ポッケに詰めて
物見ぬ目で
通り通り
草を食べて
橋の下
川の麓に
堕ちる雪に
知る哀れさと尊さに
ふと
息に飲んで
体を温めた
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過ちを改めない
これを過ちと言う
もし繰り返しているなら
なにも
なにかを
得ていないのだろう
得れてないのだろう
それが何かを
得なければならない
違うかな
方法が違うか
または欠如している
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人々が人を殺す
死んでる人々が
生きてる人を殺す
当たり前なように
次々と
もがいても嘆いても
人々が人を殺していく
誰も生きていない
ただ生かされてるだけで
当たり前や
普通なんて
この世にはない
惑わされないでください