夕空の部屋
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[721] なにか
青い
あおい
蒼い空
広い
ひろい
海の果て
風が遮って
海には魚たちが溺れていて
空には羽虫の群
墜ちて餌になって
陸では
魚たちがジタバタしてる
それを啄む小鳥達を
木の陰から猫達がみてるんだ
その後ろには犬達もいて
その陰でネズミ達がこそこそしてるの
僕は海に堕ちた月にいて
見てるんだ
見つめてるんだ
こっそりと
なんなんだろうね
2008/01/10 (Thu)
[722] 雪景色
糸が
解けていく感じ
でも
もっと深くで
結ばれて
溶けていく
空から舞い降りた
…雪景色のような…
2008/01/13 (Sun)
[723] 空の瞳
誰も傷つけてはいけない
誰かがそういった
そう思った
だから
誰にも
…近づかない事にした…
誰もが私を
知らないように
解らないように
ここにいた
空の色は涙に似ていてる
泣くことも
出来ないまま
空(から)の瞳のままで
虚空を見つめている
月の奥には何が転がっているんだろう
水月の先には
月明かりには
何が視れるんだろう
願いなど何一つも
持ってはいないというのに
夢は覚めないままに
2008/01/22 (Tue)
[724] 笑う月の瞳に
月が笑って
瞳をこぼして
空は輝いて
綺麗だよね
でも残酷なんだよね
涙の跡にアナタを想って
2008/01/22 (Tue)
[725] 無邪気に
すーっと晴れたある日
お散歩したよ
笑ってたよ
…ぐちゃぐちゃにして…
泣いてたよ
気付かれないように
…手だけを握りしめて…
2008/01/22 (Tue)
[726] 無題5
誰が幸せなの?
誰の幸せなの?
本当に幸せなの?
解んないだけなんでしょ?
アナタは私ではないし
私はアナタにはなれないし
私は私です
幸せは私のであって欲しい
何が幸せなんだろう?
解らないんだけどね(苦)
2008/01/22 (Tue)
[727] 無題6
夢を見て
夢に覚めて
夢に酔って
夢のままで
…夢から連れ出して…
アナタの手で
アナタのままで
私を繋いで
続きが見たいの
アナタの手、暖かいよ。
2008/01/22 (Tue)
[728] 詩詠み
赤い線
繋がってるかな
誰かに
届いてるかな
解ってくれるかな
私はここにいるよ
アナタはそこにいるかな
2008/01/22 (Tue)
[729] 無題7
もっと大きなモノが欲しい。手に余るくらい。それでいて単純で解り難くて大切なモノが欲しい。たくさん欲しい。問うて欲しい。全てを語る様に…
2008/01/22 (Tue)
[730] 無題8
人間は天使
無慈愛で空っぽな器
善も悪もなく
ただ知識に
神に与えられたままに
振る舞うだけ
人間は悪魔
2008/01/22 (Tue)
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