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夕空の部屋  〜 投稿順表示 〜


[771] 空白の間
詩人:夕空 [投票][編集]


周りに併せて
周りに従って
周りを知らないふりして

自分と比べて
自分だけを観て
笑っている

そこには何があるの?
写らない鏡の向こう側に

アナタはそこで
何を見つけられる?


手の届かない空想に
誰かの手を重ね合わせて

2008/05/27 (Tue)

[772] 
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借り物

好きな物

偽物 の本当を

借りた本物

2008/05/27 (Tue)

[773] 逢いに
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透き通る

白い雲の上に

空があって

君は笑っていた

微笑んでくれたから

ちょっと 鬱で

どこか安心した

だから

ここに居るんだから

そう思えたから

手を繋ごうよ

その先 奥へ 君に会いにいくよ

2008/05/27 (Tue)

[774] 
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くすんでいく

思いに

その闇に

言葉を置いて

空 見上げて

知らないまま

解っていて

届かない

向こう側

移り行く光に
目を細めて


雪は散る

1つになる

すべてを闇に静めて

2008/05/27 (Tue)

[775] 
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いつもある 景色

ベンチに座る

空は遮っていて

雲が遊んでいる

風は気まぐれで

月が隠れていた足元に

2008/05/27 (Tue)

[776] 濁り
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どうしても

手に入らないなら

一度

諦めてみたら

いいとおもう

何を持っているか
解ると思うから

…それから始めよう…

2008/05/27 (Tue)

[777] 倒(さかさま
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表には
何も
書かれていない

裏には
誰も
書きはしない

逆さまな
毎日が
綴られていく

日記には
なにも書かれない
そのままが
…散らばっている…

2008/05/27 (Tue)

[778] 
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溺れて

沈んで

漂って


浸食の青



欠けた月の欠片

溢れた泪

硝子の眼に巣くっていた

眠っていた儚さに





…ずっと醒めない夢に…

2008/06/06 (Fri)

[779] 虚ろ
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雪は融けた
空に生った

音が鳴った
空に融けて

鳴り響いている

今も、同じ音が
空から溢れ響いてる


…孤独だと気もづかずに…

2008/06/08 (Sun)

[780] とりとめ
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とりとめもない
ことば だけで
その想いを
形に させて


味も色もない
空白だけで
全てを染めて


形有るものも
形無いものも

暗闇に染めて
沈んでいく
進む先には。眠る死体



…とりとめもない
終わりなき問いに…

2008/06/08 (Sun)
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