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夕空の部屋  〜 投稿順表示 〜


[781] へだたり
詩人:夕空 [投票][編集]

この白紙は
鏡で
描くのはアナタ
描くモノもアナタ

その色は
その模様は
その言葉は
この意味は
アナタにしかならない

それでいて
外の世界

境界線をみつけて観て

この白紙を
バラバラに堕ちて舞って
その空白に
アナタを作り置いて

アナタが
世界で有るように

他者が
世界で在れるように

『アナタの
 …居場所で…
あれますように』

2008/06/13 (Fri)

[782] 花畑
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一面に花畑
作られもせず作られ
広がっていく

水面に咲く
雨の音
その波紋
溢れ堕ちた

そして
また、散って逝く

ゆっくり
と、瞳を閉ざして

帰る夢に
眼を醒まして

堕ちていく
月の明かりに

すりきれた記憶は
ずっと、息ずいたまま
忘れられていく
…今日の日の様に…



雨は涙で出来てるんだって?

2008/06/14 (Sat)

[783] 
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地平線を延ばして

水面を拡げて

アナタを置き去りにして

アナタの音を響かせながら

それで ね

見たまま
思ったまま

書いてみればいいよ


それから忘れていこう

書かれたモノは
書かれたモノで
それにしか過ぎないから

流れていこう

書いたら
終わりじゃなくて

書いてから
始めてみよう


変わらないモノはないよ

アナタが
変わり続ける限り



今日もまた夢に覚め
明日もまた眠れるように

2008/06/14 (Sat)

[784] 守ってる(もってる
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守ってるモノは

たった1つ

それだけ

本当は一個だけ

同じモノ

ずっと 持て余している

2008/06/14 (Sat)

[785] 誰からの至福
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恋とは

自らを縛る

呪縛

呪い

何処に心を置くか

それでも また

一輪の花は塵

種は実る



生まれゆく全てへの愛

2008/06/21 (Sat)

[786] ありきたりに、
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一枚の絵画には
たくさんの
意味が含まれていて

たくさんの人達が
それを観て
視る事の出来る意味は
一人一人決められている

これはそういうモノだ

アナタも私も
それに在るモノ全部



ここではない何処かさえも

2008/06/27 (Fri)

[787] 常夢
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空の空

からっぽな大地

海の底

沈む深海に

戯れの朝

月の指す

光が

木霊する

闇の安寧に

常夢


いつでもそこに咲く花がある

2008/07/10 (Thu)

[788] 気ままに?
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つれづれなる道を

つれづれなるままに

歩いている

その先には道があって

その場所には
一輪の花が咲いてる

あなたのすぐ側にも
可愛らしく、ほらそこに

もう少しだよって
風が囁くから
また今日も歩くんだ


いずれは枯れる場所を求めて



2008/07/11 (Fri)

[789] 訪う先
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夢の続き

夢の始まり

夢を終えて

夢へと帰る

夢へと逃げて

…暗闇に身を静めて…

2008/07/24 (Thu)

[790] 微かに
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溺れたい

それは違う

沈みたい

ふわゆら と

すーっと

水面の底へ光は揺れて

2008/07/24 (Thu)
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