詩人:夕空 | [投票][編集] |
どんなにも
一人になっても
…独りにはなれず…
どれだけ
苦しんでも
…報われもせず…
どこまでも
ただ1つ
…晴もしないのに…
どうしても
どうしようとも
…鳴病まないから…
せめて
この時だけは
…何者でもないままに…
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雪に見とれて
月は沈んで
水底には
残骸が降り注いでくる
かつて有った
それは
いまもまだ
露を枯らしてはくれなくて
ほつり ほつり
水面を溢れ垂らしている
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溺れたくない
沈みたい
静寂の雪の様に
枯れた木の葉の様に
見とれたい
沈んでいくその先に
例えそれが
何もない毎日でも
代わり映えのしない夢でも
そんな場所が
在るのか
それさえも解らないけど
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普通じゃない?
…あたり前でしょ…
アナタが
普通じゃないのに
私が普通に見える訳がない
アナタが普通なら
私を異常に思う事はない
…知らないんだね…
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疲れてしまっていて
なにもかも
朽ち果てていて
荒廃し
錆びかけている
『月明かりだけが輝かしくて』
今日もまた
誰かが泣いていた
小さな笑い声とともに