詩人:夕空 | [投票][編集] |
水の月
天より青き
月の夜
水面より
月より高き
水の月
月よりも
水面より遠き
水面月
この世とは
どこか似ている
この水面
水月よ
この世ばかりと
なく月を
『何処か褪めてる水面の角で』
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水面は揺れる…
…揺れるものだ
月は空にある…
…ここにはないものだ
水面の月は
ここにある
たまに訪れて
そっと
流れゆくものだ
なくさないで
そして
祈らないで
『沈んでいくから』
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歩く道は決まっていて
歩く日々は違っていて
歩かない道も
歩かない日々も
…どこにもなくて…
いつか歩く日が来る
時々、気が付くよ
違う日々も
違う道も
誰かではない
私が
歩くんだってね
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全て
そこにある
誰か
私であって私ではなく
他の何モノの中にもある
同じ様に
そこに語り掛ける
耳を清まして
声を言葉にして
他者ではなく
私でもない何かに
全てであり、そこにある誰かに
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1つの花が
散る時
一枚の花弁が
波紋を発てる
…そっと静かに…
1つの花は
それで
散ったと
知る
…知る事になる…
始まり
は
終わりより
も
『ずっと』
…判り易いから…