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夕空の部屋  〜 投稿順表示 〜


[911] 
詩人:夕空 [投票][編集]



その波にさらわれ

打ち砕かれ

それでも舞い

拡がる



波紋

その行く末まで



この一滴は全てをさらう

2009/06/26 (Fri)

[912] 
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すみわたる

孤独

鼓動

独り

言葉を溢す
この広さに

鼓動に止める
ひたすら静かに

息を止める
…ように…
ここにある何処かに



2009/06/30 (Tue)

[913] 形として
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空は高い

雲は白い

海は深い

水面の月は遠い


私は失われてていく
この場だけを残して


月を越す空を見上げて


…最深の下、低の上で…


2009/07/02 (Thu)

[914] 
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絡まった

全てを

解きほぐして

一本だけ

ある

それに

気付いて

どんな時でも

そこにあるって

…意識して忘れないで…



2009/07/04 (Sat)

[915] 
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言葉



問い

問う



静寂



静かに

果てしなく



…どこまでも拡がり堕ちて…

2009/07/22 (Wed)

[916] 一枚(ひとひら
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一枚は欠
一欠片になって
散って
バラバラになって
分裂して
もう見えなくなって

それでも

一枚は一枚
一欠片は一欠片
無くなったりはしない

貴方は貴方だし
私は私だし
そこで在り続けてる
そのままで在る


そのままでいいんだよ

2010/03/19 (Fri)

[917] 
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君に恋してる
でも
君を嫌いだし
君を愛せない

それは
変れない
変えられない

ただ見つめるばかりで

2010/05/31 (Mon)

[918] ひとみ
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ぼんやりと

水面を見ている
水面と見ている
水面で見ている



水月



月と空と水面

その明かりと
その明かりの届かない
そんな場所を
いつも見ている



その瞳で
己すらも
見えているのだろうか?

2010/07/04 (Sun)

[919] 
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水面は止んで
空に散らばる

水面は溜まって
空を見上げる

水面は舞って
空を漂う

水面はいつだって
君を見ている
君を見守っている



アナタは
アナタを
愛しています
そのことを忘れないで

どの様に
アナタは
アナタを
愛しているか

アナタに
アナタが
解るように

アナタが
アナタを
見失わないで

忘れないでいてあげて

2010/07/29 (Thu)

[920] 
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止む雨はない
この空では

それは綺麗で
ときに残酷で
それでいて奇跡的で

いつでも
どこにいても
かけがいのない瞬間

息をしてる
この空の何処かで

思い出みたいに

2010/08/17 (Tue)
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