詩人:夕空 | [投票][編集] |
誰とも出会わず
何とも係わらず
ただ見ては問
ただ触れては感じ
ただ歩き続けた
歩き続けている
眺めるだけ
すれ違うだけの日々を
空を見上げては
道を振り返っては
思い問う
解らずに
解られることも望まずに
いつかの誰かの
そんな日々
ここは何処だろう?
ここにいる私は誰のもの?
誰のモノでもない
ここは何処になるんだろう?
いつか誰かに出会えるのだろうか?
ただ歩き続けるだけの日々に
何を見出すのかな?
それはきっと
誰のモノでもない
夢幻
だから
今は歩けるだけ
歩めるだけ
歩いて
何処でもない
誰でもない
何者かに
出会い
別れる
その道に挑む
そんな毎日
今日もまたそんな一日が始まる
さて何処へ行こうか
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いつの日にか
つかの間
過ぎていく
毎日を見上げ
毎日を振り返る
いつもの道
いつもの歩き方
空を
雲を
足音でつかみ
駆け巡る
何者でもない
誰のモノでもない
その時間を
ただ誰にでもなく問いかける
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抗わないことだね
たとえどんなどんな感情であっても
しっかりとみて
しっかりと感じて
しっかりと捉えて
じっくりと観察して
囚われずに知ること
受け入れること
自らを知ること識こと
アナタはアナタに学ぶしかない
簡単ではないけれど
それから始めればいい
どうするか
どうありたいか
どこへ行こうかな
アナタはアナタに従うしかない
行動ではなく
その心に
何度だって始められるはずだよ
いままでに
これからに
こだわり過ぎないで
軽やかに前を向いて歩いて行こう
アナタがアナタを導いてあげて
いつだって
アナタはアナタを始められるはずだから
どんなアナタに
アナタはアナタに委ねるかな
訊ねられるかな
アナタはいつだって
アナタと供にいる
アナタを望んでいる
そのことを忘れないで
大切にしてあげて欲しい
私はアナタはアナタであるべきだと想う
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その言い訳は誰のためのモノ?
こんなものだよ?と誰かが言った
そんなものなんだ?と私は訊いた
そんなものなのはアナタ
こんなものなんだね?っと私は思った
私は私でいる
生きていく
そんな誰かになんてなってあげない
そんなアナタになんて私にはなれない
だから
いつの日にか誰かに出会える
その日まで
話さずに語らずに混ざらずに拘わらずに
生きていこう
歩いて行こうと私は思った
私は私で歩いてみる
この道を
何処まで歩けばいいのかは判らないけれど
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その音は誰のモノ?
アナタのモノ?
誰かのモノ?
それとも世界そのものの音?
アナタは
アナタになれるのかな?
アナタは誰のも?
それは誰の音?
想う心の想いは何処に響くのかな?
どれだけ奏でても
留まることは出来ないけど
その音はアナタにどの様に響くのかな?
その音は誰のモノ?
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好きとか
嫌いとか
愛してる
愛してない
恋とか
悪くないオマケだけど
生きていく理由にはならないね
必要だけど
目的ではない
何が目的って訊かれても困るけど
もしもそれが
意味とか訳なんだとしたら
違うと思う
生きていくことが生きている証
生きていることは生きていくことの兆し
死はまた別のこと
ここは何処だったんだろう?
ふと我に返る
一生懸命に忘れようとしてない?
アナタはアナタから生まれ
アナタはアナタです
そして何処にも行けない
アナタ以外の何者にも成れない
アナタ以外があることがアナタを創る
誰の事でもない
たまには何処かに出かけよう
出かけてみましょう
見に出かけましょう
空は綺麗だけど
綺麗なのは空ではない
アナタが綺麗なんだよ
大切なモノってなんだったかな?
それはアナタだと私は思う
アナタはアナタで他の誰かのことじゃないんだよ