詩人:夕空 | [投票][編集] |
言葉だけ
それだけでは届かない
そんな場所がある
そこにも
ここにも
そんな場所に
そんな場所だからこそ
アナタは
アナタが
アナタだから
アナタなんだと
思い思える
そんな場所があるんだよ
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闇は
晴れていて
闇は
闇のまま
佇んでいる
闇に射す光など
闇には捕まえられない
光は通り過ぎていくだけで
闇に佇んではくれない
私はここにいるのに
君は何処へいくの?
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光とは影
反射
なにかを通して
初めて見える
そのなにかが
なにものであれ
光そのものではない
そんななにものかに
アナタがアナタを
見いだせるなら
光をかざして
アナタがそこにいるはずだから
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今日もひとり
空を見上げる
またひとり空を見上げる
空を見上げて
空と見上げて
空に見る夢
そんな夢を見続ける
そんな夢と見つめ続ける
いつの日にかと
空を見上げる
いつの日にか
いつの間にか
束の間の夢を
終わらない夢の続きを
今日もひとり空を見上げる
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いっぱいの
言葉で
埋めないで
いっぱいの
言葉から
選ばないで
いっぱいの言葉を
いっぱいのまま
1つに
または
いくつかにして
置いて
そのままに
並べればいい
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そっと
月が
顔を出す
その時間
そんな時間
朝と夕
うっすらと
つらつらと
見上げては歩く
歩道
鼓動
時折
足を止めて
そっと見つける
その月は
その色を深め
その色を薄めていく
その孤独