言葉

輪

問い

問う

心

静寂

波

静かに

果てしなく



…どこまでも拡がり堕ちて…

絡まった

全てを

解きほぐして

一本だけ

ある

それに

気付いて

どんな時でも

そこにあるって

…意識して忘れないで…

空は高い

雲は白い

海は深い

水面の月は遠い


私は失われてていく
この場だけを残して


月を越す空を見上げて


…最深の下、低の上で…

すみわたる

孤独

鼓動

独り

言葉を溢す
この広さに

鼓動に止める
ひたすら静かに

息を止める
…ように…
ここにある何処かに

その波にさらわれ

打ち砕かれ

それでも舞い

拡がる

輪

波紋

その行く末まで



この一滴は全てをさらう

絶対に届かないモノがある

想いであれ

言葉であれ

祈りであれ

…届けれないモノ…




それが私だと思う

どの扉も

外に

繋がっていて

その狭間に

部屋を

隠している

たった

１つ

そのそこに取り残されて

そこにいるのは

誰ですか

私ですか

アナタですか

それとも

もっと別の誰かですか


君がそこにいるとき

アナタは誰ですか

アナタは誰に語りかけるの


…それは何処ですか…

木の葉舞う

この時にだけ

そこにいる

その時を私は忘れない



幾つモノ
その時が
舞い降りる
この時を
私が忘れられなくても

雲は

ここにはいない

何処にもいない

ただ　そこにいる

…それだけ…


ずっと同じ場所にいて

いまはここにいる

形ではなくて…すぐ側に…