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Bobの部屋


[63] 三日月の夜
詩人:Bob [投票][編集]



君の残り香が

少しでもあるモノを

探して

それに包まる

僕がいた




満月が輝いていた

あの日の夜

君と僕

偽りのない愛に

満たされていた





愛していると

もぉ一度

言ってくれ




愛していたと

もぉ二度と

言わないでくれ





欠けていく

この月が

なくなって

しまう頃にはもぉ

残り香さえも

消えてしまうのかい?

2006/10/24 (Tue)

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