詩人:こん | [投票][編集] |
日の当たらないこの場所で
君と二人でいたこの場所で
いつも笑ったこの場所で
君に全てを打ち明けた。
何も変わらない日常の中で自分だけが変わってく。
泣き 苦しみ もがいても何も変わらないが…
もがいていることが今私が生きている証拠。
私がこの大地に足をつけている証拠。
笑ってるあなたの笑顔
泣いているあなたの泣き顔
怒ってるあなたの顔
寝ているあなたの寝顔
全部好きだった。
私が病気の時もいつも側にいてくれた。
そんなあなたに何も出来なかった。
ゴメン。
今さらこんな姿で全てを伝えて。
お前の側にずっといたかった…
お前のいろんな顔をまだ見てたかった
でももう無理みたいだ。
そんなに泣くなよ。
俺は行くわけじゃないよ…
元の場所に戻るだけだよ。
いずれお前も帰ってくるんだからさ。
俺は先に行くだけ。
先に行くだけだよ。
だから一つだけお願いしてもいい?
戻って来たらまた一緒にいような。
全てを忘れてお前といたい。
だから戻って来ても一緒だからね。
いままでありがとう。
あんまり言わなかったけど…
世界で一番好きな人だから。
大好きだから…