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生きることが苦しいなんて
何をいまさら
そんなこと
1000年以上前から
わかってることじゃないか
四苦八苦の
四苦は
老いること、病気になること、
そして、死ぬこと
あと一つが
生きることだ
じゃあなんで
君も僕も生きてるの?
死ぬ方が苦しいから?
そうじゃないだろう?
君も僕も知ってるんだ
本当は
生きることが素晴らしいってことを
君も僕も感じてるんだ
本当は
生きることの素晴らしさを
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もしも、俺が死んだなら
何人の人が
涙を流すだろう?
円満な家庭に生まれて
心から信じられる友達もいて
愛すべき人もいて
たくさんの涙が流れると
そう考えれるのに
なんでこんなに
不安になる?
いつも周りに笑顔があふれているのに
なぜ不安なんだろう?
ふと、そうやって
孤独を感じることがある
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二十歳になるときは
大人の一歩目を
歩きだすようで
なぜか嬉しかった
だが
21歳になるときは
複雑な想いがした
大人として過ごした一年間
俺は何をしたのだろう
俺はまだ学生だが
大人となってから
成長を求めるのではなく
結果を求められてる気がした
大人になってから一年
もう二年目に入っている
俺は大人として
一人の人として
何ができたのだろう
これから何度も
巡ってくるであろう誕生日を
素直に喜べる日がくるのだろうか
大人ってすごいんだなぁ
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俺にとってのヒーロー
そのヒーローは
見た目はかっこよくないけど
男のかっこよさを見せてくれた
俺にとってのヒーロー
そのヒーローは
その大きな愛で俺を守り続けてくれて
その大きな背中で俺を導いてくれた
俺にとってのヒーロー
三十六という名のヒーロー
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時計を見る
仕事の時間が迫ってくる
大好きな仕事なのに
疲労で
行くのが嫌で
ただ時間が迫ってくる
仕方なくシャワーをあび
スーツに着替えてく
そして最後に
魔法の布を首に締める
すると
体の中から
力が湧いてくる
さぁ今日も
ハリキリまくるぞー
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寝る前に
自分の足跡を想い浮かべた
何度つまづいて
何度回り道をして
何度も何度も足踏みをしたことだろう
だけど
少しづつ少しづつ
少しづつだけ
進んでた
決して
要領よくなんて歩けない
効率よくなんて歩けない
だけど
回り道に後悔はない
だって
自分で歩いた道だから
それが
俺の道だから
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目の前のことに
がむしゃらになって
ただひたすらに
がむしゃらに生きて
そうすると
周りを見てるつもりでも
見えてなくて
世間の大人は
それを知っていて
だからいつも周りを
そして先を見て
リスクの少ない道を選ぶ
だから
時に目の前の問題を直視しない
それが子供にとっては
かっこわるくて
信用できないん原因なんだろう
だけどそれが正しくて・・・
それが正しくて?
わかってる
頭ではわかってる
だけどなぁ・・・
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君の足元に咲くその花が
枯れてまた
咲く頃に
君は新たな場所へと
巣立っているだろう
そして
僕はそばにはいれないだろう
だけど想っている
君がまたその花を見て
美しいと
君の笑顔が咲くことを
何よりも美しいその笑顔が
力いっぱい
咲くことを