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千波 一也の部屋


[1161] 子犬のように
詩人:千波 一也 [投票][編集]


子犬のように

こまっています

愛されかたがわからずに

しっぽを揺らせて

こまっています



子犬のように

無邪気でいます

邪気を

吸っても

無邪気でいます



子犬のように

ねむっています

日なたの

ゆめが消えないように

ねむっています



子犬のように

したっています

愛されかたが

わからなくても

愛することがぬくもるように

したっています




2012/08/30 (Thu)

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