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千波 一也の部屋


[1271] 羽つき
詩人:千波 一也 [投票][編集]

かるく、かるく、
つかれる羽は
かつて
どこかの空でした

あかるく、かるく、
つかれる羽は
かつて
どこかの水でした

まあるく、まるく
つかれる羽は
かつて
どこかの頂でした

知らぬが仏の小路では
花の童の盛りです




2014/03/22 (Sat)

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