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千波 一也の部屋


[741] リボンと雪は
詩人:千波 一也 [投票][編集]


リボンと雪はよく似ている


あこがれているのに

怖くもあって

ふっ、と

触れてみた瞬間からは

すばやく

とける


そこから色は不自由に

やわらかな不思議を

不純にさせる



リボンと雪は手を知らない


手のようなもの

目のような、

ひと


そういうものに詳しくなって

形はうつろう


いつわりを戒めるように

ひとつを創らない、

一途なむすびめ



リボンと雪はぼくから遠い


逆手にとればゆめだから

いついつまでもすくう、

うた


きみはどこまで離れてゆける

寄り添うことに

凍えるまえに


きみはどこからなくしてゆける

得るものごとに

つかれるまえに



リボンと雪は消えたりしない


課される荷物に

とまどいながらも


2007/01/05 (Fri)

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