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ぺこベットの部屋


[2] ああ、やっぱり
詩人:ぺこベット [投票][編集]

呼んだくせにその先は継ながらなくて
胸に何かつまったかのように苦しい
恋って随分もどかしいものですね
まるで終わリの見えない
何かに溺れているようだ
がむしゃらに走り出して
全てを破壊してしまいたい
恋は随分暴力的だ
何もかも僕の中からさらって行って
そのくせ何も残していかない
嵐のように激しく僕をかき乱し
風船のようにふわふわ
届かない所へ行ってしまう
僕はただそれを眺めるだけ
恋は随分自分勝手だ
こんなに近くにいるのに
何だか一番遠い気がする

(空を見上げれば)
(嫌味なくらい青い空と目が合って)

なんだかたまらない気持ちになったから
ああ、やっぱリ好きだと叫んだ

2010/03/27 (Sat)

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