白い花が青い空に流れて遠い町に辿り着いた時想い語る恋人達は穏やかな季節を感じ閉ざされた命も蘇り衣を変える白い花は柔らかな風に寄り添って空を駆け巡る甘い香りはあの人を思い出すこの世界の何処を探してもあなたはいないのに今だけ許して泣き虫の僕をもう立ち止まらないよ季節も命も巡っているのだとようやく、思い出せたから
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