その瞳に魅入られた娘は恋した事すら忘れて美しい一体の彫像と成り果てた愛した者さえ暖かいまま抱くことさえ叶わず月に照らされた生まれたばかりの彫像を眺めて溜め息を吐いた狂おしいほどの愛は在るのに君が、こんな姿じゃ受け止められないね君じゃないと無意味だよ僕の愛は君の為に在るのだから
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