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大示の部屋


[191] 盾と壁と私と、あなた
詩人:大示 [投票][編集]


私の盾は難解な障壁となって
立ち塞がった

すべての疎ましさを寄せ付けない
私の盾は、彼の人の前で鋼の壁となった

私を呼ぶ声すら遮断し、響くのは
分厚い鋼を叩く音だけ


不幸を防ぐ壁は幸運も通さない

崩すのは私なのか
物好きな、あなたなのか


その答えすら見出だせず
今宵も膝を抱く

2009/03/01 (Sun)

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