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大示の部屋


[198] メガロペイン・ナイト
詩人:大示 [投票][編集]


途方もない夜に閉じ込めた

魔妖しの僕を

君は何故、今更喚ぶの?

痛みに身を焼きながら忘れ去った
古より遠い過去を

『もう一度』

望むのなら舞い上がり
君に贈ろう


わかっていたはずなのに
苦しむのは何故


届かない現実を願っては
否定する繰り返し

もうそろそろ輪廻に別れを告げて



僕は遠い夜より遠くへ

君の檻より頑丈な、最果てへ

狂わないように

嘆かないように
永遠に遠ざかろう

身に覚えの無い大きな痛みで
うずくまる夜が来ないように

『もう二度と』

2009/03/05 (Thu)

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