心が沈黙し僕は思い出したように周りの惨劇を見た粉々の鏡は醜い僕をうつして眩しく輝き、万華鏡の様だった角度を変えても綺麗には見えず歪んだ笑顔を張り付かせた怪物は空白の時間に蝕まれ続けた何も動くものがない空間で現実を告げるのは、赤い水音だけ
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