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大示の部屋


[225] 自滅
詩人:大示 [投票][編集]


心が沈黙し僕は思い出したように周りの惨劇を見た

粉々の鏡は醜い僕をうつして
眩しく輝き、万華鏡の様だった


角度を変えても綺麗には見えず
歪んだ笑顔を張り付かせた怪物は
空白の時間に蝕まれ続けた



何も動くものがない空間で
現実を告げるのは、赤い水音だけ



2009/05/06 (Wed)

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